1歳未満の赤ちゃんのインフルエンザ対策!
冬の感染症の代表といえば インフルエンザ ですよね。
最近は特効薬も開発されていますが、毎年不安は尽きません。
特に赤ちゃんがいる家庭では、注意が必要です。
赤ちゃんは体も免疫も未成熟で、大人と同じようには病気から自分の体を守ることができません。
また、薬や予防接種なども、使用可能な月齢が決まっています。
赤ちゃんをインフルエンザから守るためには、「家族が家庭に持ち込まないこと」が鉄則です。
特に、毎日お勤めでいろいろな人に触れるパパや、
学校・幼稚園などの集団生活を送っているきょうだいは注意したいですね。
家に帰ってきたら、まずは 手洗い・うがい をする習慣を身につけましょう。
手洗いは手首や指の間もしっかり洗い、アワーミストで除菌をプラスすると安心ですね。
特に赤ちゃんに触れる前は手洗いをしっかり行い、接触感染を防ぎましょう。
手洗い場やトイレに常備するのもオススメです。
空気感染のリスクを少しでも減らすために、高性能空気清浄機や加湿器などを上手に使って、
赤ちゃんが生活する空間を感染しにくい状態に保つ ことも効果的です。
加湿器にアワーミストを入れて加湿すると、部屋の中の空気中の菌を殺してくれるので、
家族がもし、インフルエンザにかかってしまった時などにも 二次感染を防ぐ のに有効です。
試してみてくださいね!!
外出時には マスクをつけることも、のどの保湿などに役立ちます。
また、マスクにシュッとひと吹きアワーミストをスプレーしてご使用いただくと、
インフルエンザの菌を殺菌してくれます。
しかも、口に付着しても大丈夫!
100%植物由来成分 だから、安心してご使用いただけますよ。
それでもやっぱり心配ですよね。
赤ちゃんの予防接種 や 感染後の治療 、
また、授乳中のママの予防接種 や 薬の服用 についても調べてみました。
○赤ちゃんにインフルエンザ予防接種を
する前に知っておくべきこと
1.いつから打てるの?
赤ちゃんに接種OKなのは、生後6ヶ月から!
赤ちゃんもインフルエンザワクチンを接種できます。
ただし、6ヶ月未満の赤ちゃんは残念ながら受けることが出来ません。
さらに、赤ちゃんは4種混合をはじめとする予防接種のラッシュがあります。
ワクチンによっては、次の接種まで4週間あけなければいけないものもあります。
インフルエンザワクチンもワクチン接種スケジュールにきちんと組み込みましょう。
2.子どものインフルエンザワクチンは、2回接種が推奨されている!
インフルエンザワクチンは、子どもの場合は抗体がつきにくいため、
2回接種が推奨 されていて、接種間隔は2週間から4週間 となっています。
小さな子どもの場合は特に、できるだけ4週間以内 に接種した方が良いそうです。
インフルエンザワクチンは、1回目の接種から抗体がつくられはじめます。
1ヶ月後くらいにしっかりつくられるので、子どもの場合は、
2回目の接種から1ヶ月後くらいが 一番強くワクチンの効果が出ている状態になります。
他のワクチン接種との兼ね合いを見て、医師や保健師さんに相談しながら
予防接種スケジュールを立てましょう。
インフルエンザワクチンの効果は3ヶ月~4ヶ月くらいといわれているので、
春まで充分効果が期待できると考えられます。
パパママも子どもに合わせて接種しておくと良いですね。
3.接種NGはどんなとき?ワクチンを赤ちゃんに接種できないケース
インフルエンザワクチンは、6ヶ月以降の赤ちゃんでも接種できない場合 があります。
・37.5度以上の発熱がある
・心臓や肝臓・腎臓などに重い疾患がある
・卵アレルギーがある
これらの場合はインフルエンザワクチンを接種できません。
離乳食スタート後まだ卵を食べさせていない赤ちゃんや、
アレルギー体質を指摘されている赤ちゃんは、
医師に相談してみましょう。
○「夜中に発熱した!」
インフルエンザかも、と思った時の対処
夜中に発熱した場合は、翌朝まで様子を見ても大丈夫な場合が多いでしょう。
一夜明けて、翌朝一番にかかりつけ医に連れていきましょう。
ただし、けいれんや意識がはっきりしない場合などは脳症の危険があり、緊急事態です。
救急へ急ぎましょう。 またパパママの目から見て赤ちゃんの状態が悪く、
不安な場合は、夜間診療を行っている
総合病院の救急へ連れて行ってもよいでしょう。
その判断がつけられない場合は、小児救急電話相談【#8000】 に相談してみましょう。
小児救急電話相談【#8000】は全国どこからでもかけられる電話です。
お近くの都道府県の窓口に転送されて、小児科医や看護師といったプロの医療従事者に相談できる
便利な電話です。携帯電話などに番号を入れておくと安心ですよ。
日中で、脳症が疑われるような緊急性の高い症状がなければ、一般の小児科を受診すれば大丈夫です。
ただし、悪化することも多い病気なので、なるべく早めに受診しましょう。
○インフルエンザにかかった赤ちゃんの、
家庭でできるケア
赤ちゃんがインフルエンザに感染してしまったら、脱水症状 に気をつけながら医師の指示に従います。
授乳量 と おしっこの量 に注意し、おしっこが出ていない・肌がかさつき舌が乾く
などの症状があったらすぐに病院へ行ってくださいね。
赤ちゃんのインフルエンザの治療の基本は「安静・水分・栄養補給」です。
赤ちゃんの場合は、こまめに母乳やミルクを与えます。
イオン飲料は必ず赤ちゃん専用のもの を選びましょう。
汗をたくさんかくので背中に汗取りパッドを入れ、取り替えるようにしましょう。
離乳食は、無理に食べさせなくても大丈夫です。
食べられるようなら1段階前のおかゆなど、
食べやすく消化に良いもの、のどごしの良いものを与えましょう。
またぬるま湯や麦茶など、水分 も与えましょう。
赤ちゃんの様子を見て、顔色が真っ赤になり、熱があがり切ったようなら 着せすぎは逆効果 です。
靴下も脱がせ、熱を逃がして下がりやすくしましょう。
もう一度熱があがってきたら、1枚多めに布団をかけて、保温してあげます。
1時間に1度は窓をあけて換気を心がけましょう。
また、インフルエンザ感染中は体力を消耗します。
赤ちゃんは新陳代謝が激しいのですがお風呂は避けて、汗だけを温タオルで手早く拭いてあげましょう。
○授乳中のママの
予防接種&特効薬の服薬は大丈夫?
どちらもOK!授乳は継続。
赤ちゃんを産んだばかりのママにとって、授乳中は薬の服用も制限されるため、
予防接種などは打ってもいいのか?など不安に感じるものです。
結論から申しますと、インフルエンザワクチンは、授乳中のママが接種しても大丈夫 です。
任意の予防接種ではありますが、赤ちゃんを感染から守るために必要だな、
と感じたら受けても母乳には影響しません。
また、タミフルなど特効薬も服用して大丈夫 です。
さらに、特効薬を服用中のインフルエンザに感染したママも、赤ちゃんに授乳して大丈夫だそうですよ。
むしろ、赤ちゃんの免疫力を落とさないために、続けた方が良いという医師もいます。
基本的にタミフルなどの抗インフルエンザ薬を飲んで授乳しても大丈夫なようですが、
どうしても気になる場合は1日だけ授乳をストップ しましょう。
タミフルは、24時間で血中濃度がほとんどゼロ になるそうです。
そこで、24時間後には母乳にもほとんど影響が無くなっていると考えられます。
不安なママは24時間おいて授乳を再開してくださいね。
6ヶ月未満の赤ちゃんは、予防接種ができなかったり、薬が限られたりするので、不安ですよね。
予防徹底と、この季節の人混みにはなるべく連れて行かないなどの配慮をして、
赤ちゃんを守ってあげたいですね!
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