冬の食中毒に要注意!12月〜1月はノロウイルス発生最多時期です
寒さが本格的になってくると怖いものとして真っ先に浮かぶのがインフルエンザ。
でも意外ですが、食中毒も12月が最も多く、次いで1月が続きます。
特に感染力の強さで知られるノロウィルスは今頃が流行のピークとなります。
食中毒の原因は、春はカンピロバクター、夏はサルモネラ菌や大腸菌などの
細菌による食中毒が多いのに対して、冬は低温や乾燥した環境に強いウイルス性の食中毒が多く発生します。
特に注意をしたいのが、発生数が多いノロウイルス。
例年11月から増え、12月をピークに3月まで多発します。
ノロウイルス感染症の特徴
◯主に冬期に多いが、年間通して発生する。乾燥が大好き。
ノロウイルスの特徴
◯アルコール消毒剤や熱に対する抵抗力がある。
◯感染力が非常に強い。
◯一度かかっても、何度も感染する。
どんな症状？〔こんな症状に要注意!!〕
ノロウイルスは体内に入った後、小腸の上皮細胞で増殖し、胃の運動神経の低下・麻痺が伴うために
主に「腹痛・下痢・吐き気・嘔吐」の症状を引き起こします。潜伏期間は12～48時間です。
胃をひっくり返すような嘔吐もしくは吐き気が突然、強烈に起きるのが特徴です。
発熱は約37～38℃の軽度で、大人では吐き気や腹部膨満感といった症状が強いようです。
発症後、通常であれば1～2日程度で症状は治まります。
下痢は水様性で、重症例では1日に十数回も見られますが、通常は2～3回で治まります。
その他の症状としては、発熱のほか、筋肉痛、頭痛などが見られますが、
後遺症が残ることもなく、いずれも軽症です。
かかってしまった時の対処法
ノロウイルスには有効な抗ウイルス剤がなく、対症療法が行われます。
特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者が感染すると、「脱水症状」になりやすいので、
症状が少し落ち着いた時に、少しずつ水分補給を行ってください。
（乳幼児の場合、ジュースや牛乳などの濃い飲みものを与えたり、
一気に飲ませると吐き戻してしまうことがありますので注意してください。）
脱水症状がひどい場合には、病院で輸液（点滴）を行うなどの治療が必要となります。
尚、下痢症状がひどいからと言って、強い下痢止めを服用すると、
ウイルスが腸管内に溜まり、回復を遅らせることがありますので注意してください。
また嘔吐物によって気道が塞がり、「窒息」を起こすことがあるので、よく観察することが大切です。
適切な汚物の処理方法
汚物（嘔吐物や排泄物）には、ノロウイルスが大量に含まれている可能性があります。
感染の拡大を防ぐために以下のポイントを守って、「すばやく」「適切に」処理してください。
汚物処理時の6つのポイント！
1 使い捨ての手袋、エプロン、マスク（アワーミストEXをスプレーしておきましょう）
靴下カバーなどを着用すること。
2 処理をする以外は、汚物に近づかないこと。
4 十分に換気をすること。
5 ウイルスは広く拡散し、高く舞い上がるため、広範囲の壁や床を洗浄すること。
6 処理後には手洗いを2度行い、うがいをすること。
感感染拡大の原因となりやすいトイレは日頃から清潔に保ち、
ノロウイルス対策として不活化効果を期待できる薬剤等を使用した除菌や消毒が必要です。
お掃除の後にはアワーミストをシュッとスプレーして乾いた布で拭いてください。
ノロウイルス対策として消毒すべき箇所
フタ（ウイルスを飛び散らせないように流す前にフタをしてから、流すようにしましょう。）
レバー、ペーパーホルダー、スイッチ類、ドアノブ、便座
アワーミストEXをトイレに常備しよう！
ノロウイルスにも効果を発揮するアワーミストEX。
トイレに常備して、手洗い後の手の消毒や、お掃除にもこれ一本で除菌できます。
通常ノロウイルスの消毒には塩素系洗剤が使われますが、あのツンとした臭いは
集団で暮らしている場面では辛いときもあります。
アワーミストEXはお口に入っても安心な植物由来成分で出来ています。
香も無臭で、赤ちゃんやご高齢の方のいらっしゃるご家庭でも安心してお使いいただけます。
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